みなさん、こんにちは(^^♪

 

一般的に「ニキビの原因菌」というイメージの強いアクネ菌ですが、実は多くのアクネ菌は人間の役に立つ細菌です。

今回はその『アクネ菌』についてお伝えしていきます。

 

【アクネ菌】

・アクネ菌は、皮膚常在菌の一種で全身に存在しますが、特に皮脂が多い顔やその周辺、特に毛穴に多く生息しています。

・常在菌であるためニキビがほとんどできない人にも存在しています。

・表皮ブドウ球菌と同様に、皮脂を分解し皮膚を弱酸性に保つ働きにより、悪玉菌から肌を守ります。

・しかし、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどの要因で皮脂の分泌増加や角質の劣化が発生すると、毛穴が皮脂で詰まりやすくなります。皮脂を栄養とするアクネ菌は、嫌気性のため、毛穴がふさがり嫌気状態が加速すると繁殖の度合いも高くなります。すると、毛穴の内部で繁殖したアクネ菌や雑菌に対抗しようと免疫機能が作動し、皮膚が炎症を起こして赤ニキビになります。その後、アクネ菌などの菌を減らすために集まった白血球やその残骸が膿となってパンパンに溜まった黄ニキビになってしまいます。

・アクネ菌によって発生したニキビは状態にもよりますが、自然に治癒することが多いと言われています。

・黄ニキビの内側では、アクネ菌が作り出すリパーゼが毛根を包む壁（毛包）を壊し、炎症を起こす物質が毛包の外へ出て、周りの組織を破壊するほど重症化すると、凸凹としたニキビ痕ができてしまう恐れがあります。

 

 

このようにアクネ菌は本来、肌を健やかに保つ為に必要な常在菌であるということを理解していただけたでしょうか^^

肌の為にも、生活習慣やホルモンバランスを整え、ストレスを溜めない生活を送ることがとても大切ですね☆彡

 

 

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