皆様こんにちは♪

今回はUAEの食文化についてご紹介したいと思います♪

 

UAEの歴史をたどると、そもそもは砂漠の遊牧民であり、

食文化はその歴史に根差しています。

しかし現在は外国人が9割も住む国なので、

多種多様な国の料理を楽しむことができます。

 

しかし、例えばドバイが属するアラブ首長国連邦の郷土料理は、

昔からアラビア半島の砂漠でつながったエリアで「砂漠の遊牧民」が食べてきた料理や、

更に隣接するイスラム圏の国、そのまた隣接国の料理が融合しています。

一例として、イスラム圏であるパキスタンの隣はインドですが、

パキスタンには当然インドのカレー文化も伝わっていて、

中近東の広いエリアで食べている料理にはカレー文化も伝わっています。

なので、トルコやエジプト、はたまたインドでも食べたことがある料理を

多く目にする機会があります。

 

さて、イスラム教の戒律が厳しいことは有名かと思いますが、

イスラム教徒は日本で多く食べられる豚肉が食べられません。

仔羊や鶏肉等、グリルや煮込み等の調理法で楽しみます。

また、お酒も禁じられており、そのせいもあってか甘い物も豊富です。

 

UAEの主食は米とパンです。

国民食の代表と言える米料理は「マチュブース」という

香辛料の炊き込みご飯に肉や魚などの具をのせる料理です。

（UAE内では「カブサ」と呼ばれることも）

有名な「ビリヤニ」も「マチュブース」と同じような料理ですが、

米や香辛料の使い方がよりインド風であり、白と黄色の2色ご飯で、

よりカレー風味です。

 

ＵＡＥでよく食べられているパンは何種類もあります。

「ホブズ」はパン類の総称です。

古くからあるＵＡＥ伝統パンは「ルガグ」「チバブ」「ハミール」と固有名称で呼ばれます。

それぞれ発酵や焼き方が異なりますが、朝食の定番で、

チーズやデーツシロップと共に食べます。

人気の軽食は「シャワルマ」です。

肉を積み重ねて鉄の棒を通し、棒を立てて回転させながら側面から加熱し、

焼けたところからそぎ落としていき、野菜と共にピタパンに包んで食べるものです。

日本人になじみ深い、ケバブにも似た料理ですね。

また、具たっぷりな肉野菜スープ、「サルーナ」もUAEの代表的な料理です。

野菜は主にトマトが多いですが、砂漠がちな国土でも現代では採れる野菜が増え、

様々な野菜を入れます。また、サルーナにはお米が入ることもあるようです。

 

乳製品の「ラブネ」はいわゆる水切りヨーグルトのようなもので、

日本人にとってはヨーグルトと呼ぶよりも一層固く、

クリームチーズのように見えるものです。

朝食の一皿として出された場合はパンですくって食べ、

肉を焼いたときにはタレの感覚で肉につけて食べます。

家庭で作る場合は布にヨーグルトを入れて吊るして水を切って作りますが、

市販パック品も多数の種類があります。

今回は中東圏の文化について触れていきました。

宗教的な文化もあり、日本との大きな違いに驚きです！

多くの国の料理が楽しめるUAEですが、

旅行に行った際は、ぜひ現地ならでは伝統的な料理も食べてみたいですね♪

 

 

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